2007年6月22日

博士号(Ph.D.)を取得

今日はDoctoral dissertation (博士論文) を提出。5月18日に Oral defense (口頭試験)を終えてからは博士論文の手直しをつづけていましたが、ようやく終わりました。大学院(Rackham Gradulate School)に博士論文を持参し、学位請求手続きを完了しました。学位の請求だけならwebsiteであっけなく終わるのですが、博士論文の書式を整えるのに時間がかかります。係りの人が1枚1枚ページを確認し、一部分修正をもとめられました。文献リストを最後にまとめているのですが、そのリストの前に「Bibliography」という扉ページが必要だったようです。数学科のLaTeXフォーマットでは扉ページは出力されなかったので、そのままにしていました。その場でPCを開いて、扉ページを作成しことなきをえました。

ほかにもアンケート票に記入したり、著作権管理の同意書にサインしたり、20分くらいかかります。そしてその場で、学位取得証明書 certificate が発行されました(写真)。担当の人は日本語を少し話す Ashley さん、「おめでとう」と日本語で言ってくれました、うれしかったです。Congratulations!

ちなみに博士論文の電子データの提出はもとめられていません。大学全体はかなりIT化されていて、たとえば、学生の履修登録はもちろん、学費のオンライン決済や、先生のほうからの成績の入力・受講者リスト(顔写真付き)作成まで全部がwebsiteでできるのですが、博士論文は紙だけで提出しました。IT化のフロンティアですね。