2009年6月7日

テレビでコメント:新報道2001 ワーク・ワーク・バランス

フジテレビ『新報道2001』にてコメントさせていただきました。低価格ネットブック(小型の携帯PC)の分野で大活躍のアスースという台湾のPCメーカーについて。「バンザイ残業で世界一」だそうで、社屋には大食堂からフィットネスジム・プールなどまでが完備され、そこで社員は残業をいとわず、ものすごい早さで商品開発を進めているとのこと。

その話を伺ったときに、私は「ワーク・ライフ・バランスじゃなくて、まるでワーク・ワーク・バランス(時代に逆行しているようだけど)ですね」といい、それをコメントで使っていただくことになりました。
本当は、「OEMの下請け企業にすぎなかったアスースが、ブランドを持つ有名企業を"中抜き"した現象」と経済学的にコメントしたんだけどカットされてしまった。とにかく、その中抜きが可能になった要件として、PC自体の低価格化があるというわけです。かつては25万円~30万円もしたPCですから、大手企業のブランドがないと消費者に信頼してもらえなかったのでしょう。しかし、いまやPCは5万円の電化製品。わざわざ大手企業のブランドがなくても買えるものになったと思います。そこで、製造元であるアスースは、不要になったブランド供給者(大手メーカー)を中抜きできたという背景がある。と考えてみました。

2009年6月3日

祝1歳:2歩あるき、感涙

先日は息子の誕生日。まずは1年目をクリア。ケーキを買ってきてお祝い。とにかくうれしかった。こんなにうれしいことはないでしょう。
育児の毎日が「かわいい」の連続で得るものは大きいが、一方、そこにかかる労力と時間が大きいのも事実。とにかく大変だったはじめの2カ月間(眠れない・・)や、以前に通っていた保育園への送り迎え(遠かった寒かった)、おっぱいが詰らないようにと毎日作った低脂肪の食事、春になるまでは家事・育児でとにかくへとへとだった。疲労のあまり妻とともに突っ伏して寝入ってしまってることもしばしば。いやはや大変だったなあ、と思いかえしていたところ。
ちょうどそのタイミングで、「ダッダ」と言いながら2歩だけ、とても不安定だったけれど、生まれて初めての自立歩行をしてくれた。ちょうど1年目の誕生日に息子からお返しのプレゼントを見せてもらったようで、涙がほろほろとこぼれてしまった。こんなに嬉しいことは、ほかにはあるまい。わかる人にしかおそらくはわからないだろうけど、幸せだとやはり書いておきたい。