2008年10月31日

岐阜聖徳学園大学でセミナー発表

大阪大学での翌日、蔵研也先生・松葉敬文先生・佐藤淳先生のセミナーで発表させていただきました。先生方はテストステロン(男性ホルモン)と経済行動の関係を調べるとても面白い研究をされています。

蔵先生はご著書『リバタリアン宣言』でお書きになっている通り、リバタリアン。たとえば、政府は人々のモラルの番人ではないとするのがリバタリアンですが、保守派とも進歩派(リベラル)とも異なるため、理解を得るのはなかなか難しいようです。

社会問題に対して、すぐに「"クニガキチント"規制しないからだめなんだ」という他力本願で自分はなにもしない人たちがたくさんいますね。これじゃいかんだろうと。私も全く同感です。私の考え方も部分的にリバタリアンと重なるところがあるため、お話はとても刺激的でした。蔵先生のご著書はとてもわかりやすく面白いので、ぜひ読んでみてください。

2008年10月30日

大阪大学でセミナー発表

筒井義郎先生主催のセミナーでアイ・トラッカーを使ったオークション実験について発表させていただきました。オークション参加者の意思決定を、彼らの視線の動きから解明を試みています。

筒井先生は今年から行動経済学の講義を開講されたそうです。行動経済学は注目を集めている分野ですが、講義を設けている大学はまだ少ないでしょう。阪大の学生さんたちはとても恵まれた環境にあるなと思いました。

2008年10月26日

至福のとき:育児のしあわせ

息子が笑うたびに「かわいい、あー、かわいいなあ」と言ってしまいます。おそらく1日50回は言っているでしょう。これまで色んな人が赤ちゃんはかわいいというのを聞いてきて、頭ではわかっていたのですが、ここまでかわいく感じるとは予想しませんでしたね。頭がジーンとしびれてきます。

育児はお母さんが一番とか言われたりもしますが、「いや、それはちがう」といいたいですね。父親でも、生まれた当初から育児をしていれば、子どもはなついてくれると思います。母親と同じ頻度で、オムツを換え、お風呂にいれ、抱っこ寝かしつけをしていて2ヶ月も経った頃、赤ちゃんがニッコリ笑ってくれた時は、本当に至福を感じました。私にとっても、はじめの頃の育児+家事はかなり大変でしたが、最近の息子が声をだして笑いかけてくれる瞬間は本当にかけがえのない時間です。

2008年10月25日

赤ちゃんに優しいお出かけ先:新丸ビル

知人に就職祝いのプレゼントを買うため、新丸ビルに行きました。

生後5ヶ月の息子を連れて行ったのですが、5階に多目的トイレと授乳室があり、とてもよかったです。

古いビルだと、オムツ交換台が女子トイレ内に設置されていて、男性の私には利用しにくいです。おっぱいは妻、オムツ換えは私の担当なので、オムツ交換台が女性用トイレにあるのはちょっと困りますね。新丸ビルは、さすが新しいビルだけあって、男女ともに利用できる多目的トイレと授乳室のそれぞれにオムツ交換台がありました。授乳室はスペースが広く、妻も落ち着いて授乳ができると評価していました。

父親も育児をするのが当たり前の時代、男性も利用しやすいこうした施設があるのは、いいですね!

2008年10月2日

経済セミナーに書きました:実験経済学特集

経済セミナー10月号に寄稿しました。特集「実験経済学がわかる」のなかの「教室実験をやってみよう!:ゲーム理論への誘い」という5ページの記事です。いわゆる"美人"投票ゲーム(p-beauty contest)の教室実験について、「Level-k思考」を紹介しつつ、まとめました。一橋大学で私が行った教室実験の結果も紹介してあります。どうぞ書店でお買い求めください。
 経セミの表紙に自分の名前が書かれているのは、なかなかうれしいですね。