「自強不息 上於至善」の碑 同様のものが学内に複数ありました |
会場は、厦門大学。厦門市は、台湾のちょうど向かい側で、成田からも直行便があって、約4時間の距離です。厦門大学キャンパスの真ん中には、大きな池があって、そのほとりでは、たくさんの学生さんたちが英語の音読練習をしていました。英語シャドウイングの学生さんたちのすぐ近くにあるのが、「自強不息 上於至善」のスローガン。大学の正門前にはマクドナルドがあるのだけど、スローガンをみると、ああ、共産圏にきたのだと実感しますね。
ここは、実験経済学に重点をおいているらしく、実験室を新しくつくって経済実験の研究をサポートしています。私はこの学会でプログラム委員でもあったので、次回のアジア太平洋大会の算段をつけてきました。東京で2013年2月に開催予定と決まりました。ほんとは、この2012年大会を東京で開催することを検討していたのですが、原発の状況も全く先が読めなかったので、東京開催は諦めていたところでした。次は大丈夫であることを願います。
新しく作った金融実験室 |
ちなみに、ガイガーカウンターで放射線量を測ってみたところ、毎時0.20~0.25μSvでした(東京都内は0.08?0.10くらい)。たまに警戒水準の0.30を超えるので警報が鳴り出したりでびっくりしました。最後のディナーで西條先生が、来年のアジアESAは東京開催にしますとアナウンス。私がガイガーカウンターをみせて、放射線量は東京よりも厦門のほうがずっと高いので、数日間の滞在ならそんなに問題はないはず、と補足説明をしました。最後は集合写真をとります。北米学会だとあまりない慣習ですが、上海ESAのときも集合写真とりました。楽しい慣習です。
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