2006年9月30日

ESAで学会発表(アリゾナ州)


Economic Science Association (ESA, 経済科学学会)の2006北米大会で発表してきました。ESAはいわばアメリカの「実験経済学会」です。毎年、アリゾナ州トゥーソン(Tucson)にある Westward Look Resort というリゾートでやっています(リンク先をご覧ください)。実験経済学でも有名なアリゾナ大学のお膝元です。

実験経済学といえば、2002年にノーベル記念経済学賞をとった Vernon Smith 先生が有名なのですが、本人はこのESAには来ません。あまり詳しく事情は知らないですが、ジョージメイスン大学が2002年に彼と彼の研究者仲間ごとアリゾナ大学から引き抜いてしまったんですね。ほかのグループと仲が良くなかったとかなんとか...。

トゥーソンはとにかく乾燥しています。汗がシャツにしみていくまえに蒸発してしまいます。汗はかかないのに、水だけは飲み続けていました。リッチなホテル周辺はサボテンで囲まれています(写真)。サボテンの林みたいなものも近くにはあるようです。

夜は、みんなでポーカー大会というのがここ最近の流れですね(写真)。アメリカではポーカーが大流行していて、スポーツチャンネルでもポーカートーナメントを連日放送していました。2年前に発表に来たときは初戦敗退でしたが、今回はベスト10まで勝ち残りました。最後のテーブルではアリゾナ大学グループが4人、みんな強すぎますね。

リゾート地で学会発表して、夜はポーカー大会です。議員の公金視察旅行と変わんないじゃないか! という印象なんですが、全米から大人数が集まるのですから、仕方ないかなという気もします。街のなかでやれば、ホテル代高いし、もっとお金かかりますし。いちごのカクテル、ごちそうさまでした(自費ですよもちろん)。

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