2008年2月21日

「母親学級」に行ってみる

今日は母親学級に参加。4回シリーズの第3回目で、分娩のときに胎児がどのように産道をおりてくるのか、また陣痛・分娩時の呼吸法などについてを90分で解説してくれました。赤ちゃんの実物大・実物重の人形(写真)を参加者一人一人が抱っこしてみました。3kgとはいえ、ずっしり重かったです。

参加者は全部で35人ほどで、出産を控えた女性がほとんど。最近は"母親"ではなく「両親学級」といったりもしますが、ここでは男性の参加者は私と白人男性の二人だけでした。出産するときの呼吸法などは分娩をサポートする側として知っておきたいものなので、このために日本に4日間だけ戻って来ました。アメリカに8年住んで、子育てをする男性教授をたくさん見てきましたので、両親学級に参加するのはフツーの感覚なのですが、やっぱり日本ではまだ珍しいんですね。

企業はCSR(社会的責任)とかいって、木を植えたりしていますけど、自社の男性社員が育児に参加しやすい雰囲気を作る方が重要でしょうに。男性の育児休暇取得は法律で保障された権利ですが、取得率はいまだに1%未満! 木なんか植えなくていいから、父親を家庭に返しませんか。

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