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2008年5月20日
日経ビジネスアソシエに載りました
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2008年5月11日
山王病院の産後指導プログラム
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特にありがたかったのが授乳指導です。おっぱいマッサージに始まり、赤ちゃんの抱き方、口の開け方、乳頭保護器の使い方まで1日数回の授乳時に、助産師さんが30分以上も付きっきりで教えてくれます。私も、助産師さんにならって、乳房をマッサージしたり、足をくすぐって赤ちゃんを起こしたりと、妻をサポートできました。退院後も授乳時にはうまく協力することができています。
沐浴も習いました(写真)。お湯に入ったとたん、とても気持ち良さそうな顔をするので、こちらも嬉しくなりました。
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初めて子どもを持った私と妻にとって、この産後指導は大変ありがたいものでした。赤ちゃんの特徴を早くから教わったので、私も取り残されずに積極的に関わることができているような気がします。父親の育児参加を進めるには、育児の具体的技術について夫婦が同じタイミングで習得することが大事だと思います。
2008年5月5日
「男性の」育児
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私は妻の出産に立会い、約1週間の入院中は泊り込みで付き添い、オムツ換え・沐浴・ミルク作りなどをしました。助産師の方が授乳指導に来てくださったときは、一緒におっぱいマッサージも手伝いました。産後4日ほどで上手く授乳できるようになった時は、「3人でがんばったおかげですね!」と言っていただき、とても嬉しかったです。
こんな具合に、男性でも授乳以外は何でもできるはずですが、出産・育児まわりの風景には、男性の姿が少なすぎる気がします。実際、私のように色々とやりたがる男性はかなり珍しいと病院のスタッフの方々からうかがいました。
タイトルに使っておきながら矛盾するようですが、「男性の」育児という表現は本当はおかしいと私は思います。子供は夫婦のものだから、母親だけでなく父親も育児をするのは当然。しかし現実は違います。仕事と家庭の両立(ワーク・ライフ・バランス)は「女性の」問題と思われがちで、育児をする男性は特別視されます。
やはり、男はほとんど育児をせず、女はほとんど真剣に仕事をしない、という性別役割分担が根強く残っているからでしょう。"男性の"育児などと呼ぶ必要がないくらい、父親も子育てをするのが当たり前の世の中であってほしいものです。
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