『実験社会科学 サマースクール 2010』で、一番はじめのレクチャーを担当させていただきました。タイトルは、「社会科学における実験の意義」と大風呂敷を広げたので、今回は、壊血病の話をすることにしました。壊血病はビタミンCが不足すると発症し、血管がぼろぼろになってあっという間に死んでしまう恐ろしい病気です。大航海時代に、長い航海の間に船員の多くがこの病気にかかったそうです。ただし、オランダの東インド会社所属の船乗りたちは、新鮮な野菜が壊血病に効くことを経験的に知っていました。
『実験社会科学 サマースクール 2010』で、一番はじめのレクチャーを担当させていただきました。タイトルは、「社会科学における実験の意義」と大風呂敷を広げたので、今回は、壊血病の話をすることにしました。壊血病はビタミンCが不足すると発症し、血管がぼろぼろになってあっという間に死んでしまう恐ろしい病気です。