ゲーム理論をやる人ならご存知のStony-Brook(ニューヨーク州立大学ストーニーブルーク校)ワークショップをのぞいてきました。今年は Handbook of Experimental Economics の第2巻(結果編)がようやくまとまりつつあるというので、特別に3日間も実験経済学のセッションが組まれていました。
実験経済にもいくつかグループがあって、ここにはアリゾナ大・ジョージメイスン大・カルテックのグループは来ていないようです。私のボスのLedyard先生(カリフォルニア工科大)がパネルディスかスタントの予定だったのですが、野球でケガをしてしまい、残念ながらお休みでした。
ここでは Al Roth (ハーバード大)グループと KagelとLevin (オハイオ州立大)が中心のようです。ミルグロム(Milgrom)御大などビックネーム盛りだくさん、さすがゲーム@東海岸ですね。注目は、ナッシュ均衡で超有名なJohn Nash先生(プリンストン大)でしょうか(写真右端)。ドイツのSelten先生との共同実験プロジェクトを静々と発表していました。後ろ向きになりながら、壇のぎりぎり端まで来るもんだから、参加者一堂が「John, あぶない!」と何度も手助けしようと腰を浮かせました。経済学会の超VIP。
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