
JALの経営破綻のときに、OBの企業年金をカットするかどうかで一悶着あったのを思い出す。国の年金についても、同じようなことは起きるだろうか。
でも、投票所にいった人たちの3人に1人は60歳以上で年金受給者(か、受給間近)だと考えれば、年金給付カットは政治的に難しそうだ。そのしわ寄せは、若者にいくのかな?
データソースは、(財)明るい選挙推進協会が提供している「第21回参議院選挙の年齢別投票率」。ちなみに、年齢別の人口と年齢別の投票者数はちがう。選挙に行かない(棄権してしまう)人がいるからだ。それを表したのが、下の棒グラフ。20代の投票率(選挙に行った人の割合)は、35%程度。それに比べ、55歳以上を見る限り、70%、75%、78%とつづく。驚異的な投票率!
