コペンハーゲンのビジネススクールの「リスク選好・時間選好カンファレンス」に行ってきた。この分野で実験をしている人たちが多く集まっていたので、いろいろと勉強になる。カンファレンス出席者が、論文を書いた時のレフェリーになるかもしれないので、どういう傾向のことに関心があるのかをシェアするのはとても重要なこと。
コペンハーゲン駅前には、あの世界最古のテーマパークというチボリ公園(写真)がある。日本にもかつて岡山県倉敷駅前に「倉敷チボリ公園」という、この本家チボリと"提携"していたものがあった(1997~2008年)。赤字の三セクみたさに倉敷チボリを訪れたのだけど、そのときは「やれやれ」としか思わなかった。それが今回、この本家チボリのゆったりとした時間が流れる落ち着いた雰囲気を体感して、なるほどこういうものを作りたかったのだなと少し納得。
さて、私は、主催者たちが以前に考案した実験方法についてコメントしていたもので、それに感謝するためかディナーに呼んでくれた。その実験方法を、彼らは incentive compatible (回答者がウソをつかない)ものとしていたのだけど、実はそれはちょっと違っていて、そのことを教えてあげた次第。私も当初、彼らの手法を使わせてもらおうとしたのがけど、よおく考えてみると、ウソをつくことで回答者が得をする反例に気づいた。その反例を教えてあげたので、その御礼ということかな、ディナー美味しかったです、ごちそうさま。
学会会期中、早稲田の実験経済学は1回おやすみ(後日補講)にして、その間は、Machina三角形についての宿題をやってもらっていました。ちょうど、ディナーに、Machina先生もいたので一緒に写真に写ってもらいました。
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